浮世離

水面に浮上してほんのつかの間の息継ぎ。心象風景がほとんど。

2017-04-10から1日間の記事一覧

萩原朔太郎 さびしい人格 について

何度読んでも実に寂しく、その上、二人だけの秘密を育んでいるような甘美な詩である。永遠に手に入れられない雲を掴むがような詩に対する憧れは、どれほどの努力をして高い山に挑もうとも、容易に手に入れることはできない。たとえ、どのような惨めな思いを…