浮世離

水面に浮上してほんのつかの間の息継ぎ。心象風景がほとんど。

秋の素晴らしさ

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昔は、秋の良さが全然分からなかった。

好きな季節と言えば、春から夏にかけて。

春の夕方のうっとり重たいような芳しい空気。

新緑の目にまぶしいほどの清々しさ。

どれも心をひきつけてやまなかった。

でも最近、秋の空の澄みきった様子に心奪われることが増えた。

鮮烈な空の青み、赤い実、黄色く色づく様々な形の葉。

晴天に恵まれると、日向ぼっこをするが、春よりずっと永遠みたいなものを感じる。

春は刹那。秋の空は永遠。

年を取ると感じ方が変わってくるものなんだなあ。