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浮世離

憂き世を離れて一時息をするための場所です。好きなことしか書きません。自分好みの書棚を作る気持ちでいます。

あくがれいずるたましい

美しすぎれば美しすぎるほど、透明であればあるほど、花の盛りであればあるほど、それを目に留めるのは、一瞬にしておきたい。目の端に現れてすぐに消えて行く幻のようであってほしい。もっと目に焼き付けておきたかったと、しっかり見て、なくさないでいられたら、しっかりと抱えてこんで離さないでいられたら。そうできたらどんなによかったかと、ため息つきたい気分なんだ。目の端をかすめていったあのときあの花の色は、もう二度と巡り会えあえないから特別なものになる。
美しければ美しいほどに。