浮世離

水面に浮上してほんのつかの間の息継ぎ。心象風景がほとんど。

消えてなくなる

明日のはなしばっかりするって言われて、はっとする。今ここにいる自分なんてないみたいに、明日のはなし、昨日のはなし、ずっと昔のはなし、そんなのばっかり、と言われてるみたいで。
今が全てであとはなんもないんだよって、言われた気がして。

蛍がすいっと飛んで消えたみたいに、星がふっと落ちたみたいに、だんだん空けてく朝が一刻一刻移ろうみたいに。今今今が連なって生きてる不思議。