2016-12-15 ブラームス ピアノ小品 116~119 音楽 最近ピアノ曲ばかり聞いている。 グレン・グールドのゴルドベルク変奏曲や、ブラームスのピアノ小品など。 特にブラームスの後期ピアノ小品116が好きでずっと聞いている。 叩きつけるように激情的だったり、深い憂いに沈みこんだり、かと思うと少しユーモラスにおどけたり。 ブラームスと話をしている気持ちになれるところがよい。 壮大な曲だけではなく、ピアノだけのシンプルな演奏でも、彼の人となりがこんなに伝わってくるというのは、本当に素晴らしいことだ。 自分丸ごとを、過ごしてきた時間や出来事ごと、音楽に投げかける、静かだけれども、温かく、血の通った音楽だと思った。