浮世離

憂き世を離れて一時息をするための場所です。好きなことしか書きません。自分好みの書棚を作る気持ちでいます。

紺のきつい闇が、白い耳たぶから、染み込んで、はりはりと音をたてる。青いネオンサインが、誘うように揺れている。光の洪水の中に、引力に負けるようにして、引きずり込まれたい。ガラス質の球体のなかで火花が散る。髪を揺らすのは、むらさきのあやめ香水。一度しかないゲームがしたい。大切なものを賭ける。一番大切なものを。